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PROFILE

事業概要

阪本 浩介 (さかもと こうすけ)
1976年生まれ。二児の父。

小学生の頃は、毎月の発売日にお小遣いを握りしめて本屋さんへ行き、プログラムの月刊誌を買って家のパソコンでゲームを作っている少年でした。
中学の進路相談で「将来はプログラマーになりたい」と言ったことを覚えています。
将来はゲームプログラマーになって自分で考えた最高におもしろいゲームを作るんだ、と幼い私は夢をふくらませ、瞳を輝かせてプログラミングの本のページをめくっていました。

高校生になって、なにがどうなったのか詳細は忘れてしまったのですが、気付いたら将来の夢が「ゲームプログラマー」から「ロックスター」に変わっていました。
文化祭でライブをやって、胸の中に熱く熱くロック魂を燃やしていた高校時代の私は3年間でギターが弾けるようになりましたが、プログラムのことはきれいさっぱり忘れてしまっていました。
そして、やがて社会にでた私はプログラムのこともロックのことも忘れて会社員になりました。

ネクタイを締めて、偉い人に言われた通りに右に行ったり左に行ったりして、しっかりと会社勤めをしていたつもりなのですが、少しずつ違和感は感じるようになっていました。
あまり大きな声では言えないのですが、どうも自分には会社員というものが向いていないような気がしてきていたのです。

そしてじっくりと考えた結果、どうやら自分は「大工さんのような職人」になりたいようだ。ということに気づきました。
組織に所属し居場所を作って組織の拡大に貢献するということよりも、自分の腕を磨いて総合力を上げ、どこでも生きていける人間になるという生き方の方がより仕事にコミットすることができるという自分の性質にやっと気づいたのです。
「自分のことなんだからもっと早く気付けよな」とは思いましたが、立ち止まって考えるのは大事なことだなとも思いました。

そこから、大急ぎでもう一度一からプログラムを学び自分のウェブサービスを作って、あまりたいしたものではなかったのですがそれしか武器がなかったので、そいつを引っ提げて就職活動をしまくってベンチャーのシステム開発会社にもぐりこみ、寿命を削りながらシステム開発のディレクションの修業をさせてもらって独立しました。
自分の力でどこでも生きていけるというような格好の良い人間にはなれていませんが、どうにかこうにか、関わってくださるみなさんに支えられてやってこれています。

ただ、せっかく自分のやることを全部自分で決めることができるのだから、絶対に「良い」生き方をしようと決めています。
お金を稼ぐために知識のない人を騙すような真似はしない。世の中が少しでも、ほんのわずかでも良くなるように仕事をする。
できないことはできないと伝える。期日は守る。怠けることはあっても、ごまかすことはしない。

そしてできれば、おもしろいものを作る。一緒に仕事をする人たちがみんな笑顔でいられるような人間になる。
それがおそらく私の唯一の野望だと思います。

そしていつか、小学生の頃に夢見ていたような、自分で考えた最高におもいしろいゲームを作ろうと思います。

【好きなもの】
小説:中勘助「銀の匙」、ジャック・ケルアック「路上」
ゲーム:「クロノトリガー」「moon」「ドラゴンクエスト6」
漫画:「鉄コン筋クリート」「どろろ」
ギターヒーロー:トム・デロング(Blink182)、ファット・マイク(NoFX)

追記:上のかっこいい写真は41-moviesの渡邊さんに撮っていただきました。
「ほんと、阪本さん。めちゃくちゃかっこいいのが撮れたわ。」とおっしゃってくださったのでぼくもめちゃくちゃ嬉しかったです。

屋号「カーネルスミス」の由来